人と接するのが苦手な私が保育士になった理由

私の夢は保育士になること

 

私には妹、弟がいます。妹とは5歳、弟とは9歳、歳が離れています。私はどうやら世話好きだったらしく、面倒を見るのはわりと好きでした。小学校高学年になると、私の夢は保育士になることになっていました。

 

小さい妹、弟はかわいくて、周りに年の離れた兄弟がいる人は少なく、私の自慢でした。親もその事をわかってくれていて、姉が通っているから受かるだろうと勉強せず、高校受験に失敗してしまった私を、奨学金を受ける条件で私立の保育科に通わせてくれました。

 

その後進んだ短大も、迷うことなく保育学科を選び、無事に卒業して保育士になることができました。

 

相反する気持ち

 

私は世話好きでしたが、反面、人と関わるのが苦手でした。なぜなら、私は自分を汚い人間だと思っていたからです。人には触りたくない。なぜなら、私は汚いから。私とグループを組まないといけないなんて嫌だろうな。

 

私の席に座らないといけないなんて嫌だろうな。小学生のとき特にそのような気持ちが強く、友達がたくさん欲しいと思う反面、特定の子にしか心を開くことができませんでした。

 

小学校5年生の時、6年生の時と2回転校し、2回目の転校の時はグループに入れてもらえて、その後しばらくはわりと楽しく過ごすことができました。

 

自分のこと?

 

中学生になってから、発達障害について授業で知ることがありました。コミュニケーションの問題や、身体的な問題など、聞いていてあれ?と思いました。私は小さい頃から体をくすぐられるのが苦手で、髪の毛を切るのはむず痒くて特に嫌いでした。

 

また、体温調節が苦手で、夏場や運動後は異様に顔が赤くなったり、汗が止まらなかったりするし、冬場は手先が温かくなるのはお風呂の時ぐらいですぐに冷たくなっていました。

 

高校、短大と上がってますます情報を得るたび、自分は発達障害なのだと感じるようになりました。しかし、母は気づいてくれませんでした。

 

現在の私

 

今私は放課後等デイサービスで療育の仕事をしています。通っているのは発達障害の子どもたちです。なぜこの仕事を選んだかというと、私のような苦しい思いをしないですむようにしてあげたいからです。

 

せっかく発達障害とわかったのだから力になりたい。理解の少ない保護者の方がいますが、療育が必要なことを伝えていきたい。それが今私が保育士をしている理由です。